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三寒四温の資産育成 Since:2006/02/12
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支出限界額


株・債券といった金融商品への投資は、「規模の利益」というものがあります。

つまり、投資金額が大きければ大きいほど期待出来るリターンの金額が大きくなるということです。

例を挙げて説明しますと

10万円の投資を行った場合は10倍になったとしても100万円にしかなりません。
(つまり、90万円の利益が得られます。)

しかし、仮に1億円の投資を行った場合10%の利益が1000万円となります。
(10倍だったら10億円で9億円の利益・・・)

ということは、投資資金を出来るだけ多くなるように努力する必要があるということになります。
つまり、 支出を出来るだけ減らして貯めたお金を投資に回し続けることが資産を増やすためには
一番いいということです。

とはいうものの、生活するにはお金が要りますし車のような高いものだって欲しくなります。

このジレンマはなんとか解決したいですよね。
投資金額が多ければ多いほどいいけど、買いたいものもある。
困ったことです。

そこで僕は考える試みは以下のようなものです。

「支出による許せる資産減少はどれくらいか?」

ここでひとつシミュレーションをしてみます。
下のような前提で1年後の資産がどうなるか?

【前提】

1.手元に1000万円ある。
2.貯金はしない。
3.年率20%で運用できる。
4.税金は無視

【ケース】

A.欲しいものがあったので全額使ってしまった。
B.半分の500万円使った。
C.全額を投資に回した。

【結果】

A.全額を使ってしまった場合は、投資に回せるお金が0なので投資により得られる収益は0です。
  つまり再び0からのスタート。

B.投資に回せるお金が500万円となるため一年後には投資による収益100万円を得て600万円。
  
C.1000万円に対し200万円の収益を得られるため1200万円になります。

【考察】

A. 3つのケースの中で最低のパターンです。投資で得られる収益が新たに貯金をしなければ得られなくなります。毎年100万円ずつ新たに貯金したとしても何年かかることやら・・・

B. Aに比べればかなりよいですが、1000万円まで戻るのに年率20%で運用したとしても4年間かかります。このロスはちょっと痛いですね。

C. この3つのケースの中で最もおすすめのなのがこのケースです。例では年率20%となっていますが年率10%で運用したとしても100万円。一年後に増えた分だけ使うのなら現状を維持することができます。増えた分より使う額が少ないのであれば資産を増やしながら消費に回すことが出来るという好循環が生まれます。

Cのケースのように、投資で得られる利益を活用して消費に回せば投資資金を減らすことなく欲しいものを手に入れることが出来ます。さらに言えば、投資で得られるであろう収益も減りません。


しかし、一年後と言わず今欲しいものがあるという場合はどうなるのかというと、僕はBとCの間がベストだと考えます。
上の例のように年率20%で運用できるのであれば投資資産の最大15%までなら消費に回せます。
なぜかというと15%までであれば1年の運用で使う前の額に戻るからです。
(1年なのは個人的に許せる最大のロスが1年だからです。)

1000万円の15%、150万円を使うと850万円残ります。
850万円を年率20%で運用すると1020万円と元の額に戻ります。

より一般的な書き方をするなら、X%で運用できるなら (0.75×X)%までなら使えるということです。

ただ、投資資金は使わずに育てていくのがベストなのは言うまでもありません。
少なくとも、4桁万円になるまでは貯金を投資に回しながら消費は控えるべきでしょう。
4桁万円くらいあると投資により得られる収益が貯金額をこえると思いますので。



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