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外債と為替リスク


近頃は為替証拠金取引(通称:FX)をする人が多いようで外貨取引は以前に比べれば一般的なものになりました。

そんなわけで、為替に詳しい人は結構多いのではないかと思います。
為替というのは普段そんなに意識していないと思いますが、かなり変動の大きいものです。
株と同じくらい値動きが激しいんじゃないかってくらい動きます。

外債というのは外国の債券なので通常は外貨建てで購入することになります。(サムライ債なんてのもありますが・・・)
つまり、為替リスクというのを考える必要があるわけです。

ここで実例を挙げると

2005年1月14日の円の対ドルレートは 1ドル=102円26銭 近辺
それから一年経っていない
2005年12月2日の円の対ドルレートは 1ドル=121円20銭 近辺

つまり、ほんの一年の間に約20%も円安ドル高になっています。
しかし、外債が円債に比べ高い金利がついていたとしても20%以上高いなんてものはありません。
あったとしたら詐欺です。(消費者金融はこの金利で貸してますが・・・)

このように短期で考えると外債の利回りより、為替の変動が大きくなってしまうことになります。
ただし、長期投資ということで考えると債券で得られる収益が為替の変動リスクに対して大きくなるため有利になります。

実例を挙げると
2006年6月8日時点での
米ドル建てアメリカ国債(ゼロクーポン債)9年8ヶ月ものの利回りは1年の複利で4.93%、62.53円で購入することができます。
ゼロクーポン債の場合償還時に100円になりますので、この債券を購入して10年経てば約1.6倍。
つまり6割増えるのでトータルでマイナスになるのは為替が60%以上動いた場合になります。

10年先のことなんて誰にもわからないことですが
1ドル=110円から60%以上円高というと1ドル=40円台前半。

さすがにそこまで円高にはならないと思いませんか?


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